B2〜C1レベル|フランス語多読に!サクサク読めるサスペンス小説《Demain》レビュー

フランス語をまなぶ

フランス語原書で小説を読むの、ハードル高くないですか…?
私はそうでした…。ルパンとか手をつけましたが読了できず…。
話の内容が入ってこない→やる気減退→間が空いて話の流れを見失う→挫折 この流れが定番でした。

そんな原書挫折組の私が!なんと!原書を1冊読み切りましたー!!うれしー!!!

今回は読み切った本のレビューと、原書多読のススメについてお話ししていきます!

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どうやって本を選ぶ?

ルパンを挫折した頃、フランス語の先生に「また読みきれなかったぜ〜」と雑談程度で話してみたんです。
すると、「ルパンは古い小説だから、使われている語句に馴染みがなくて読みづらいかも。現代小説を読みなよ!」とアドバイスをもらい、「Roman de Gare」というジャンルの本を勧められました。

「Roman de Gare」は、直訳すると「駅の小説」ですね。
駅の売店で売られている、電車の待ち時間や乗車中に読む用の手軽なペーパーバックの小説のことを言います。
難解な純文学(古典)とは真逆で、プロットが明快でテンポが良く、サクサク読めるエンタメ小説(ミステリーやサスペンス、恋愛もの)を指すんです。

そんな「Roman de Gare」の中でオススメされたのが、Guillame Mussoという著者でした。
新宿の紀伊国屋書店(Books Kinokuniya Tokyo)に複数Mussoの作品があったのですが、
あらすじを読んだ中で一番わかりやすそうだった《Demain》を選びました。

Guillaume Musso 《Demain》

ざっくりあらすじ(ネタバレなし)

最愛の妻を事故で亡くした大学教授のマシューは、ある日、中古のノートパソコンを購入します。
そのパソコンをきっかけに、ソムリエのエマと知り合い、メールのやり取りを始めることに。

次第に惹かれ合った2人は、ディナーの約束を交わします。
が、当日、同じ場所の同じ席にいたはずなのに、2人はなぜか出会えなかったのです…。

不審に思った2人が突き止めたのは、マシューがいるのは「2011年」、エマがいるのはその1年前の「2010年」ということ
そしてマシューは、「過去にいるエマなら、亡くなった妻の命を救えるかもしれない」と思い付きます。マシューはエマの協力を得て、過去の運命を変えるための行動に出るのですが…。

ざっくり感想(ネタバレなし)

冒頭、話の流れに乗るまでは、街とか登場人物の服装とか、情景描写が多いなという印象です。
映像を頭に浮かべやすい一方、せっかちな私は「説明はいいから早く何か起きてくれ…」となりました(笑)

が!比較的早めに話が展開していきますし、最初は恋愛小説っぽくて引きがあり、その後サスペンス展開になってからがまたおもしろい
登場人物もそれぞれ特徴があるため、ごちゃごちゃになりづらいです。
また、展開もわかりやすい=複雑な解釈は一切不要なので、内容がすんなり入ります!

ちょっと詰めが甘い…?と思う部分はあれど、結末を知りたくて最後はサクサク読みましたよ!

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フランス語学習にはどう?

B2〜C1くらいの方にちょうどいいレベルかと思います。
もちろんわからない単語はたくさん出てきますが、
「これはネガティブな表現だな」「緊迫した場面の描写だな」などある程度予測でき、
辞書を引かなくても全体のストーリーは大体掴めます

現代小説ということもあり、実生活でそのまま使えるリアルなボキャブラリーが増えました!
面白い表現はメモしておき、実際の会話で使ってみましたよ〜。
知っているけどふだん使わない語彙を思い出す作業にもうってつけです。

あとは、フランス語活字に慣れるいい機会になったなーと思います。
レッスンの宿題で長い文章を読む際も、抵抗感なく読めるようになりました。

読む時のコツ

これはフランス語の先生に教えてもらったコツですが、あまり語句を調べないことが大事です。

わからない単語を片っ端から調べていると読書のテンポ感が崩れてしまいます
特に《Demain》はハラハラする展開が多いサスペンス小説なので、一気にパーッと読んだ方が絶対に面白いです!

語句調べしなくてよいと、どこでも読めるようになり、本を開くハードルが下がります。
私は通勤中に読んでいましたよん。

「ここをちゃんと理解しておかないと、展開を見失うかも」と思った部分だけ、
辞書や翻訳機を使って丁寧に読む
ようにしていました。

ねても
ねても

一段落など、ごっそり意味がわからんって時には、
ページの写真を撮ってAIにアップ
文構造や語彙の解説を丸投げしてたよーん!

まとめ:ミステリやサスペンス好きなら読んでみて!

Guillaume Mussoの《Demain》は、ストーリーの先が気になって完走できる一冊でした!

もともとミステリやサスペンスのような、「結末が知りたい…!!」となる小説が好きなので、
マッチングがうまくいった結果だなと思います。

フランス語の小説を読むのは少しハードルが高く感じるかもしれませんが、
好きなジャンルの作品から、多読の教材を選んでみてはいかがでしょう?!

ミステリやサスペンスが好きな方、そしてフランス語で小説を一冊読み切ってみたい方は、
ぜひ《Demain》に挑戦してみてください!

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