ねても表現道場 vol.1《Si vous saviez comme 〜》

ねても表現道場

ねても表現道場では、フランス語の表現を紹介していきます。
フランス語はやたら表現を使います…。
特に、「この表現の意味むず〜」とか「どこにも日本語で解説がないよ〜」など、
自分が理解に苦しんだものをピックアップしてお届けします!

今回は、《Si vous saviez comme 〜》です!
仮定法みたいですが、決まった表現の一つです。
Tutoyerの形でももちろんOK。《Si tu savais comme 〜》になります。

では早速、この表現の意味から学んでいきましょ〜!

《Si vous saviez comme 〜》の意味

《Si vous saviez comme 〜》の後に続く内容(〜にあたる箇所)を強調する表現です。

直訳すると、「〜と知っていたら!」となりますが、私はこの訳だとピンとこず…。

日本語にするのが難しいのですが、ニュアンスとして近いのは、
「どれだけ〜なことか!」「どれだけ〜か知らないでしょ!」だと結論づけました。

日本語で意味だけ見てもちょっとわかりづらいですね。
どんな文脈で出てくるか、例文を見ていきましょう!

《Si vous saviez comme 〜》の例文

例 Si vous saviez comme je suis content de vous voir !
  あなたに会えて、どれほど嬉しいことか!

例 Si tu savais comme c’est difficile de trouver un bon logement ici !
  ここで良い家を見つけることが、どれほど難しいか知らないでしょ!

例 Si tu savais comme j’ai hâte de te voir ce week-end !
  今週末、君に会えるのをどれだけ楽しみにしていることか!

いずれの例文も、下線部分を強調していることがわかりますね。
このような感じで、何か強い言いたいことがある時に、この表現を使います!

オマケの《Si vous saviez ce que 〜》

《Si vous saviez comme 〜》と超似ている《Si vous saviez ce que 〜》。
この2つの表現は同じ意味で同じ使い方とのこと。

こんな似たようなのが2つあるなんて、絶対違う使い方するはず…と思いこみ、
理解に時間をかけてしまいました。チッ。

一応例文ものせておきますね〜。

例 Si vous saviez ce que ça me fait plaisir de vous revoir !
  あなたにまた会えて、どれだけ私が嬉しいことか!

例 Si tu savais ce qu’il a travaillé dur pour ce projet !
  そのプロジェクトのために、彼がどれだけ一生懸命働いたか知らないでしょ!

こんなふうに、commeとce queが違うだけなんですね〜。

まとめ:強調して言いたい時に使ってね!

すごくうれしい!と感情をこめて言いたい時、Je suis vraiment content などと
副詞で強調しがちです(だってカンタンだもんね)。

ですが、余裕のある時には、こんな表現を使ってみてもよいですね!

いかちゃん
いかちゃん

感情こめてしゃべる時って、新しく覚えた表現使う余裕なくない!?

ねても
ねても

まさしくそうだね。その場合には、最初はメッセージとかで使ってみたらいいかも!
ちなみにねてもは、話し相手を待たせて、無理やり使っているよ(笑)

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