DELF/DALFとはどんなテスト?受けるべき?概要から解説〜!

DELF / DALF

フランス語の勉強を始めると、仏検(実用フランス語技能検定試験)とならんで有名な
DELF/DALFという試験をよく目にしませんか?

いかちゃん
いかちゃん

みんな受けてるけど、ぼくも受けたほうがいいのかなあ?

ねても
ねても

タダなら受けてみてもいいんだけど、受験料がそこそこ高いんだよ〜。
みんながみんな絶対受けなきゃいけないテストではないよ!

DELF/DALFはどんなテストなのか?どんな人が受けるべきか?
概要から解説していきます!

DELF/DALF(デルフ・ダルフ)とはなんぞや?

DELF/DALFの概要

DELF/DALFは、フランス国民教育省が唯一認定している公式のフランス語資格です。
A1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階に分かれていて、1度受かったら一生涯有効です。

なぜDELFとDALFという2つの名前がついているのかというと、
レベルによってDELFかDALFかが変わるからです。
A1〜B2はDELF、C1〜C2はDALFです。

日本の場合、春季・秋季の年2回 試験の実施がありますよ。

試験内容

DELF/DALFは、聴解・読解・文書作成・口頭表現の4つの能力を満遍なく問われます。
それぞれのパートが25点満点ずつで、合計100点満点となります。
50点以上取れれば合格です。

が、各パートで5点未満があった場合、仮に合計が50点越えでも、不合格となります。
つまり、「聴解は苦手だから捨てちゃおー!」とかはできないわけです…。

ちなみにDALFのC2だけはちょっと異なり、4パートではなく2パートに分かれます。
各パートで10点未満があると不合格となります。

DELF/DALFはどんな人にオススメ?

DELF/DALF受けようかどうしようか、迷いますよねえ。
準備は要りますし、冒頭でも申し上げたとおり、受験料がなかなか高いです…。
(A1でも1万円越え、C2に至っては3万円です…)

おいそれとは受けられないからこそ、どんな人が受験すべきか、ざっくりまとめました。

フランスで進学・就職を考えている人

前述したように、DELF/DALFはフランス国民教育省が唯一認めているフランス語資格です。
国際的に認知されているので、
フランス語圏で自分のフランス語能力を証明したい際にも、有用です。

つまり、進学や就職に足るフランス語能力があるかどうか、
DELF/DALFで示すことができるわけです。

フランスの大学(学士)で言えば、もしB2以上の資格を持っていると、
語学試験が免除となります!

大学院や就職の話になると、行きたい課程や会社によって、
求められるフランス語レベルは多少異なります。
気になる方は、大学の出願案内や、求人票を試しに見てみるとよいでしょう。
が、いずれもB2以上は必要だと考えておくとよいですよ!

目標がほしい人

フランス語学習を始めたということは、みなさんそれぞれ目標があるはずです。

フランス人の友だちとしゃべれるようになりたい、とか、
パリに行ってワインを頼みたい、などなど…。

でもその大きな目標達成が、何年後など先の話となってしまうと、
そこまでずっとモチベーションを維持するのはなかなか難しいです。

そこで、中間目標としてDELF/DALFを受けてみてはいかがでしょうか?
目に見える達成なので、モチベーションが上がること間違いなしです!

特に、フランス語でコミュニケーションをとることを最終目標にしている人は、
DELF/DALF合格を目指すのがオススメです!

DELF/DALFは、A1から口頭表現の試験があり、
口からのアウトプット練習を最初からすることになるからです。

ただ漫然と勉強しているだけじゃ、間延びしそう…という方は、
DELF/DALFに出願して、自分に程よいプレッシャーを与えてみてもよいです!

まとめ:より実践的なフランス語習得に役立つかも!

4つの技能を満遍なく高めないと受からないテストなので、
DELF/DALF対策をすれば、フランス語能力は必然的にアップします。

かくいうわたしも、B1受験を機に、格段にレベルを上げた者です。
特にそれまではガリガリ一人で勉強タイプだったため、アウトプットがへなちょこでした。
B1対策をしたからこそ、人並みのアウトプットができるように…(涙)

「自分はどのレベルの試験を受けたらいいかな?」など知りたい場合は、
DELF/DALFの公式サイトを見るとよいですよ〜。

ちなみに、試験の定員は早い段階でいっぱいになってしまうことも…。
(わたしは完全に出遅れて、お隣の県に受けに行きましたよ…遠かった…)

「受けよー!」と心が決まった方は、出願お早めに!

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