DELF B1のライティング対策!文章展開の型を覚えてやっつけよう!

DELF / DALF

「作文」「読解」「口頭表現」「聴解」とDELFには4つのパートがある中で、
「作文」に苦手意識を持っている人は結構多いはず。
自分の意見をフランス語で文章にする機会は、なかなかないですもんね…!

でも決まった書き方を習得し、ボキャブラリーを増やしていけば、
点数はかなり伸ばしやすいセクションです!
私が実際に取り組んだ方法を交えつつ、オススメ対策法をまとめました!

ねても
ねても

私も最初は「こんな文量書くなんて無理!」って思ってたけど、
練習したらちゃんと点数が取れるようになったよ!

テキスト使って対策がオススメ

作文対策について言えば、テキストがあった方が良いです。
多様な問題と解答例が載っていて、最初に問題の傾向や理想的な文章構成を学ぶのに便利だからです。

テキストの使い方

  1. いくつかの問題の解答例を読み、文章の構成を学ぶ
  2. 便利な接続詞をピックアップする
  3. ある程度1と2がインプットできたら、問題を実際に解いてみる
  4. 先生(フランス語話者)やAIに添削してもらう
  5. 弱いところをブラッシュアップする

まずは文章の構成をインプットする!

闇雲に問題を解き始めてももったいないです!
最初は、きれいな文章構成を吸収するところから始めましょう。

大体、「導入→意見の理由説明→結論」という流れで行けます。
ざっくりですが、下記のような構成です。

(例)犬を飼うことを迷っている友人へのメール
  • 導入
    自分の意見を表明する

    やっほー!メールありがとう。犬を飼うことについて、私は賛成だよ。
    理由は3つあるよ。

  • 理由説明
    意見の根拠を述べる

    まず1つ目の理由は、犬を飼うことでリラックスできるからだよ。
    とても可愛いから、毎日癒されると思う。
    2つ目の理由は、散歩することでウォーキングの習慣がつくからだよ。
    運動不足解消になって、健康になるね!
    最後の理由は、犬を飼っている人同士で仲良くなれるからだよ。
    散歩中に出会った人と友達になれるかも。友人の輪が広がるね!

  • 結論
    自分の意見をもう一度述べる

    結論として、あなたが犬を飼うことに私は賛成だよ。
    犬を飼ったら、写真を見せてね!またね!

革新的な意見を述べる必要はありません。
シンプルで良いので、論理的に文章を組み立てるようにしましょう!

例えば、「犬を飼うと健康になるから飼うのに賛成」という言い方は、論理的ではありません。
「犬を飼うと→散歩に行くようになる→歩く時間が増える→健康になる」という、
論理のステップをすっ飛ばさないように気をつけましょう!

ねても
ねても

上記の例はちょっと極端だけど、
フランス語は日本語より細かな説明が必要になる!
言わなくてもわかるっしょ!的なことでも、丁寧に書かないと
「説明が足りてない」と言われることもあるので要注意!

使える接続詞や表現をピックアップする!

文章の組み立て方がわかってきたら、次は便利な接続詞や表現を覚えましょう
先ほど出した例に、青いマーカーをつけました。

(例)犬を飼うことを迷っている友人へのメール
  • 導入
    自分の意見を表明する

    やっほー!メールありがとう。犬を飼うことについて、私は賛成だよ。
    理由は3つあるよ。

  • 理由説明
    意見の根拠を述べる

    まず1つ目の理由は、犬を飼うことでリラックスできるからだよ。
    とても可愛いから、毎日癒されると思う。
    2つ目の理由は、散歩することでウォーキングの習慣がつくからだよ。
    運動不足解消になって、健康になるね!
    最後の理由は、犬を飼っている人同士で仲良くなれるからだよ。
    散歩中に出会った人と友達になれるかも。友人の輪が広がるね!

  • 結論
    自分の意見をもう一度述べる

    結論として、あなたが犬を飼うことに私は賛成だよ。
    犬を飼ったら、写真を見せてね!またね!

これらは論理的な文章を作る上で、必要な接続詞や表現ですよね。
こうしたフランス語のボキャブラリーを増やしていくことが大切です。

実践→添削→ブラッシュアップを繰り返す

作文のポイントがおさえられたら、実際に問題を解いていきます。
本番同様、紙とペンで作文してくださいね!
(スマフォとかPCだと予測変換でスペル分かっちゃうので…)
作文→添削→弱いところを強化 をガンガン繰り返しましょう。

添削は、プライベートレッスン等の先生や身近なフランス語話者に見てもらうか、
AIにお願いするのでも良いでしょう。(作文した用紙を写メして送ればOK)

作文と添削を繰り返すうち、自分が苦手とするものが見えてきます。
時制が危うい→文法書を読み直す、語彙が不足→単語帳を作る など、
弱いところを意識した勉強をしましょう。

ねても
ねても

一番のオススメは、DELF対策が得意な先生とプライベートレッスン!
作文の細かなコツを教えてもらえるし、
弱いところをどう強化していくか一緒に考えてくれるよ!

記事、エッセイ、手紙(カジュアルなものからフォーマルなものまで)等、
求められる作文はさまざまなので、とにかくたくさんの問題に取り組んでくださいね!

テキストどれにする?

DELF対策本はそんなに種類がありません…。
B1レベルだと、フランス語で書かれた対策本のみになります。
今買うなら私は下記のテキストを購入します!

テキストは買いたくない場合

テキスト結構いいお値段するんですよね〜。
とりあえずテキスト買わないでやりたい!という場合には、
ネットで作文問題を探してみましょう。
実際にB1を受験した方が、どんな問題だったかを書いているケースがあるので、
それを参考にするのでも良いです。
フランス語で検索すると、さらにいろいろ出てきますよ〜。

もしくは、AIに出題してもらうのでもOK。
「いろいろなパターンの問題を出して」と指示すると、偏りがなくなって良いです。
あとは、「本番に近い出題の仕方をして」と伝えるのもオススメです。

作文する時のポイント・コツについては、YouTubeの解説動画を見ると良いですよ〜。
▼この動画とかオススメです。

まとめ:解答例のインプットで地盤を固めて!

作文はアウトプットなので、「どんどん実践しなきゃ!」と焦って作文しがちですが、
論理的な文章の型、使える接続詞やフレーズを覚えることが非常に重要です。
自分の頭の中で構成がまとまっていると迷わずに書けますし、
試験官にとっても読みやすい文章になり、減点されにくいからです。

そんなわけで、まずはインプットから
解答例を複数読んで「きれいな作文とは?」を研究するところから始めましょう!

また、必ずしも自分の正直な意見・事実を書く必要はないです。
自分が書きやすい内容に話を展開していく想像力も大事です!
「そんなに湧いてこないよー」という方は、やはりインプットに力を入れましょう。
たくさんの解答例を読んで、意見のストックを溜めておくと本番でお役立ちですよ!

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