DELF B1のリスニング対策!どう準備する!?時間がない人向けも!

DELF / DALF

フランス語学習者さんで、どのパートがニガテ?と聞くと、
多くの方が「聴解!リスニング!」と答えます。ミートゥーでした!!!

ねても
ねても

一朝一夕で伸びる能力じゃないからこそ、むずかしさを感じるよね…。

本当にこのやり方でいいのかな?と悩んでいる人も多いはず!

今回は、DELF B1を受ける予定の方必見!聴解にフォーカスした試験対策です!

「テキスト買わなきゃダメ!?」という方、「テストまで日がないよ〜!」という方、
いろいろな方向けに、自分の体験も交えつつ聴解準備についてまとめましたよー!

テストまで時間がある場合

テキストを使う方

私はテキストを1冊買い、それだけをやり込みました!
テキストをどんなふうに使ったかご紹介したあとで、テキスト選びについてもお話します。

テキスト使い方

使い方としては、こうです。

  1. テキストの聴解問題を解く
  2. できたらすぐ丸つけする
  3. 書き起こし文章は見ずに、正答が聞こえるまで聞く(諦める時もある)
  4. 音源を聴きながら書き起こし文章を見て、内容を理解する
  5. 知らない単語は単語帳にまとめる
  6. 何度もシャドウイングする

書き起こし文章を見る前に、粘ってみる!

解いてみるとぜんぜん聴き取れなくて、早く文章で確かめたい気持ちになります。
ですが、せっかくの機会なので少し粘ってみてください!

速すぎるなら、音源をぶちぶちに切りながら聞いてよいです。
そうすると、「リエゾンしてるのね!」とか「2語かと思ったら1語なのね!」とか、
だんだんひらめいてきます!

このひらめき体験が、次に新しい聴解問題に取り組んだときの助けになります!
「これはリエゾンしてるパターンでは!?」などと、
理解できないワードや文章を、理解する工夫が身につきますよ〜。

全文を聴き取ろうとしない!

全文を聴き取れるまでに鍛えるのは、かなり長い道のりになります。
DELFの聴解問題はディクテ(書き取り)ではないので、
「正答の単語だけ聴き取ろう」「おおまかに分かればいいや」という意識でやりましょう。

全文を聴き取ろうとすると、余計な単語まで拾ってしまって音源スピードに遅れ、
大事な部分を聞き逃してしまいます。
大局を見る感じでどっしり構え、完璧主義は捨てることが肝要です!

シャドウイングは意味を理解しながら!

ただ漫然とシャドウイングするだけでも、
フランス語のリズムを掴むという点では、よいといえばよいのですが…
そのスピードで文章を理解できるとなおよいです!

シャドウイングしつつ、内容を頭の中で理解できているか、確認してみてください。

理解が追いつかない場合は、「文構造に慣れていない」「単語が定着していない」などの
原因が考えられます。

読みやすいように原稿にスラッシュを入れたり、単語の復習をしたりしつつ、
音源のスピードで内容が頭に入っていくことを目標に、シャドウイングを繰り返しましょう!

どのテキストにする?

正直、そんなに選択肢がないです!
A1やA2だと、日本語のテキストが最近出たのですが…、
B1だとフランス語の出版社が出しているもののみとなります。

私が実際に使ったものは、コチラです。

ただこれ2010年版と古いですし、そのくせ中古でもお値段が高くなっており…。
それなら最新版を買うのがいいかなと思います▼

いずれにせよお値段が張ります。
なぜか、『Réussir le DELF 2010 édition』の英語版が一番お求めやすいお値段だったので、
英語で書かれていても差し支えないかたは、コチラ▼でもよいかもしれません。

テキストは使わないという方

そんなわけで、昨今テキストはなかなかお高いのです…。
なるべくなら節約して受かりたい!というかたのために、
テキストを使わない、聴解問題の対策方法も紹介します!

B1レベルのリスニングにたくさん触れる!

今やインターネットからたくさんの教材にアクセスできます!

山と教材がありますが、「B1レベル」と定められているものを使ってください。

これはあくまで私の考えですが、
B1レベルより難しいものを聞くことは、オススメしません。

ボキャブラリーも難しくなり、スピードも早くなり、完全に心が折れます。
こればっかりは、大は小を兼ねないのです…。

B1がむずかしければ、A2から始めてもOKです。
書き起こしの原稿つきのものを選んで聴いてくださいね〜。
内容を理解した後は、シャドウイングもお忘れなく!
(シャドウイングについては、「テキストを使うかた」のほうで説明しているよ〜)

オススメのサイト

いずれも、レベルが選べるようになっているので、B1のページをご覧ください!
問題もついているので、理解度をはかりながら取り組めるのがよい点です。

YouTubeを使うなら、「Compréhension orale B1」などという検索ワードで調べると、
いろいろ出てきます!

本番に近いものをお探しなら、下記のようなものなんていかがでございましょう。

準備期間がぜんぜんない場合

準備期間がないかた、聴解を最短で攻略するなら、ボキャブラリーの増加です!!
B1の読解でも聴解でもいいですが、出てきた単語は片っ端から覚えてください

このとき重要なのは、音も一緒に覚えることです!
発音が分からなければ、インターネットで必ず調べて、マネしてください!
じゃないとせっかく単語の意味が分かっても、聴き取れなくて意味ないです〜〜〜。

寝る前に声出ししながら単語帳、朝起きてすぐまた声出し単語帳がオススメです。
(寝る前と朝起きての2回やると、ほんと〜に定着します)

シャドウイングもとっても重要なのですが、日々の積み重ねがモノを言う訓練です。
時間がない場合には、ボキャブラリー増加に時間と体力を全振りしてください。

まとめ:なるべく時間かけたほうがいいよ!

最初は、本当に聴き取れなくてかなり落ち込みます(私もそうでした)。
でも、聴き取れなかったあと、その教材をどう使うかが大事です!
何度も聴く、意味を理解する、シャドウイングする…と、使い込んでください!

時間がないかた向けの攻略もご紹介しましたが…、聴解力アップはどうしても時間がかかります。

「本当に役に立つのか!?」と思いながら、
自分のレベルに合った文章をシャドウイングするのが、一番の近道なんです…!

千里の道も一歩から!騙されたと思って、今日からスタートしてみましょ!

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