「作文」「読解」「口頭表現」「聴解」とDELFには4つのパートがある中で、
一番対策しやすいのが「読解」だと思っています!
なぜなら一人で対策でき、語彙の増加で点数アップが狙えるからです。
リーディング対策は至ってシンプルです!
私が実際に取り組んだDELF B1の勉強方法をお教えしますね〜!
テキスト購入がオススメ!
私はテキストを1冊買い、それをやり込みました。
リスニング問題だとYouTube等でB1レベルの問題がたくさん出てくるのですが…。
読解問題は、インターネットでなかなか見つけられません。
なのでテキストを買うことをオススメします。
私が今買うならコチラを買います▼

私は1冊しか買わなかったけど、「読解」に関して言えば、
語彙を増やすためにもなるべく多くの文章を読むのがオススメ。
余裕があれば複数冊買ってみるのがいいけど、正直他の対策本は値段が高い…。
それなら、「語彙を増やす」ことにフォーカスを当てて、下記の本を買うのでも良いかも。
なお、フランス語学校の対策講座やプライベートレッスンを利用するなら、
必ずしもテキストは買わなくてOK!
レッスン代を払う分、教材をたくさん用意してもらいましょう!
実践→理解→暗記 のくりかえし!
さて、テキストをどう使うかと言えば、
- テキストの読解問題を解く
- できたら丸つけする
- 読解問題の内容が理解できるまで、語句を調べながら読み込む
- 知らなかった単語・イディオムは単語帳にまとめる
- 空き時間を利用して単語・イディオムをガンガン暗記する
ひたすらこれのくりかえしです!
大切なのは語彙を増やしていくこと。語彙を増やせば、読解は格段に読みやすくなります。
語彙を制する者は、テストを制す!
うまくいかない時は…

語彙力はついてきたはずなのに、なーんか文章が頭に入らない…。

ウンウン、そういう時あるよね〜。
その場合には、以下の点が原因として考えられるかも!
文章が長すぎて文意がとれない
主語や目的語が大きすぎて、「どれが主語!?どこまでが目的語!?」と
迷子になることがしばしばあります。
私は断然、文章にペンで印をつけながら読んでいく方法がオススメです。
例えば下記の文章。
Les personnes qui habitent dans cette région depuis plusieurs générations trouvent qu’il est temps de changer leurs habitudes.
以下のように印を入れて、読みやすくしてみましょう。
Les personnes 【 qui habitent dans cette région depuis plusieurs générations 】/ trouvent /qu’il est temps de changer leurs habitudes.
主語:この地域に代々住んでいる人たち
動詞:〜と感じる、〜と思う
目的語:彼らの習慣を変える時期が来たと
訳➡︎ この地域に代々住んでいる人たちは、彼らの習慣を変える時期が来たと感じている。
関係代名詞 qui があることで、主語が長くなっています。
どこまでが les personnesを修飾している内容なのか、
わかりやすくするために、カッコを入れました。
他にも、文構造がわかりやすくなるようにスラッシュも入れてみました。
これでどれが主語?目的語?などが見えやすくなります。
こうした補助を入れることでだんだん目が慣れていきます。
そのうち印なしで読めるようになりますよ!
▼関係代名詞の印の付け方は、コチラの記事で詳しく解説しています!
単語を調べても文章が理解できない
わからない単語はつぶしたはずなのに、文章が理解できない場合、
いくつかの原因が可能性として考えられます。
- 調べた単語の意味が違うかも
…複数の意味を持つ単語は辞書でよくチェック! - イディオムとして捉え損ねているのかも
…複数の単語でイディオムになっている可能性あり! - 指示語がどの単語を指しているか捉えられていないかも
…「le」「lui」「en」「y」が出てきたら、何を指しているか要注意!
こういった点に気を付けて、もう一度読んでみてください。
「気を付けてもやっぱり分からない!」という場合には、諦めも肝心!
分からない近辺の文章をまるっとAIに訳してもらっちゃいましょう。
まとめ:コツコツ語彙を増やそう!
「読解」は点数が一番取りやすいと考えています。
なぜなら前述したように、語彙を増やせば正答に辿りつきやすくなるためです。
「聴解」「作文」の技術を上げるよりも、即効性があり簡単です。
他のパートでの失点を補完するためにも、
ガンガン語彙を覚えて「読解」で点を稼ぎましょう!
もちろん、言うだけは容易いものです。単語の暗記は根気が要りますよね…。
ねてもオススメの語彙力アップ方法も紹介しているのでご覧くださいませ▼
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